第18話

何もかも投げ出したくなったそんな日。

そんなに日に、翔が話しかけてきたんだ。

「夕凪だろお前。五十嵐夕凪。いつも俺たちとつるんでる金髪の男子。

まさか、同じ学校だったとは。で、どっちが本当のお前?」

すぐには理解できなかった。だって、全然違うから。

あれは強くなりたいという意識から生まれてるから。今の私は正反対に見えるはず。

「何言って…」

「隠してるつもりだった?俺らそれほどバカじゃねぇ。

何かあるんだろうぐらいは分かってた。」

あぁ。こんな風に見抜いてくれたのは久々だ。

「隠してるつもりなんてなかった。それも私だから。

現実から逃げたくなったときもう一人人格が現れる。覚えてはいるんだけど…

この姿では初めましてかな?五十嵐夕凪です。見抜いてくれてありがとう。」

翔はその事を聞いてで自分も挨拶しなきゃなと笑顔で言った。

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