第83話

声の主は慶太くんの彼女。




「……真依」



慶太くんは冷めた表情。


慶太くん?



表情で慶太くんはごめんという顔をした。


そんか私は首を横に振り笑った。


慶太くんに伝わったみたいで走り去っていく。



「酷い。けいちゃん……最近のけいちゃん何だか変!」



勘が鋭い慶太くんの彼女。



近くで見るとやっぱり可愛い。


華奢で慶太くんにお似合い。



「今のけいちゃん……まるで悪い幽霊に取り憑かれてるみたい………!!」



ほんと、鋭い。


取り憑いてはいないけど、傍から見たら間違いなく私が慶太くんに悪影響を与えてるに違いない。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る