第71話

どうして気づかなかったんだろうと思いながら、今度からは自分でしようと決意した。


朝食を食べ、服を部屋に置きに行き、洗面台で身なりを整える。


リビングに置いた学生鞄の中身をチェックしようと洗面所からリビングに行こうとした時、


突然、ガチャ....っと、玄関の扉が開いた。




もしかして小夜子さん?

帰ってきたのかな?

と思いその扉を見ていると....。




「げっ....」


「あ?」



期待を裏切り、玄関の扉を開けたのは

ド金髪の辰巳だった。


最悪、朝からこいつの顔を見るなんて。

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