第18話

布団一式と、ガラステーブルと、カーテンしかない部屋は、私の大きな鞄の荷物を置くのに丁度良かった。


ガラステーブルには鏡や、化粧品。

クローゼットの中の棚には自分の服を入れていく。

布団のそばには目覚まし時計。



その時刻は14:32とうつっている。




晩飯までここにいなきゃいけないんだよね?


なぜ?めちゃくちゃ暇なんだけど。



テレビも無ければ、本もない。


まだお風呂に入っていない私は、汗をかいた体で布団の中へ入り込むことも出来ず、フローリングの上に寝転びながら携帯のゲームをする事にした。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る