第3話

「はい、どーも新井ぐまと申します、それでは毎度バカバカしい話を今日はしません!

 一曲お聞きください、新井ぐまで、愉快な仲間たち第二章


 シャケなベイベー

 イクラがベイベー


 君に恋した

 五月五日のこいのぼり


 ツバメが低くとんだら

 その上をWAY

 飛び越えてWAYWAY


 雨にも負けず

 ニモにも負けず

 そこは木更津

 今夜は寝れず


 Oh、マイフレンズ

 僕の仲間たち

 君たちがいて僕がいる🎵


 センキュー」


「引っ込めおっさん!」


「誰やおっさんゆうな、おっさまってゆわんかい!」


「引っ込めおっさま!」


「はい、おあとがよろしいようで」


「引っ込むんかい!

 こら、出てきてネタをちゃんとやれ!」


「やりましたやんかー」


「うたちゃう、ネタをちゃんとやれゆうてんねん」


「うたネタでんねん・・・」


「噺家ちゃうんか?落語やれ!」


「すんまへん、わし着物着てるだけで噺家ちゃいまんねん、わしただのヴォーカリストでんねん・・・

おあとがよろしいようで」


「よろしくない!」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る