第7話

「分かるよ!!彼女、『奈央 』って言ってたもん!女の子みたいだってすぐ覚えたもん!! 浮気相手の男!!」



私がそう言葉をはっした後、

私以外の4人の人間が、くだらねえ⋯つまんねぇ話しやがって。みたいな顔をした。



「そういえばシュークリームあったよな、食おうぜ」


大駕はまだ私の肩に腕はあるものの、話しをそらし。




「それ辰巳の。食ったら怒るぞ」


みんなにフジと呼ばれているお兄ちゃんが、呆れたように言い。


「ちょっとぉ、5000円まだもらってないけど?」


実さんも面白がっていてた表情をやめて、さっきの話の続きに戻り。

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