平成７年１月１７日午前５時４６分

カトリーナの部屋

「うわっ、なんやなんや？

こらー！

あちょー　なにすんねん！うちがカトリーナ様と知っての狼藉か！

あっ、たんすか・・・

あぶないなー、

うちが空手習ってなかったら下敷きやったで、通信教育やけどな・・・」

「今何時や？まだこんな時間か寝よ・・・」

「あかん寝坊や、今日大学のテストやった、単位落とすー、たんす落ちてるーなんでや？」

「あれ、電気つかへん、水道でぇへん、なんでや？

なんかあったんか？」

「あんた何ゆうてんの？

朝ものすごい地震あったやんかもうこの子は・・・

親の顔が見たいわ」

「あんたや！あんたが親や！

それより学校、テスト・・・」

「学校てあんた、外見てみ、それどころやないで・・・」

「な、なんなんこれー・・・」

えらいことなっとるなー、みんな大丈夫かいな？

電話全然つながらんし見に行くか・・・

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。（ログインが必要です）

新規登録で充実の読書を

マイページ: 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる; 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める; フォローしたユーザーの活動を追える
通知: 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴: 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい