第37話
「今やからゆうけど小学校ん時、たぶんやっちゃんのことたぶん好きやってん・・・」
「なんやたぶん多いなー」
「まー、幼かったからねー、好きとかよく分からんかってん・・・」
「で、今は?」
「今は、たぶん・・・
たぶんやけど好き・・・
たぶんやで。」
「たぶんが増えてるやん!
俺は今、奈菜香のこと好きやで・・・
たぶん・・・」
「たぶんかい!」
「せやから、たぶん俺と付き合ってください・・・」
「はい、たぶん付き合います、たぶん・・・」
「あっはははは、奈菜香とおるとおもろいわ」
「うちも・・・
なんかやっちゃんといると自然になれるねん・・・」
「ホンマやなー、たぶん運命やなーたぶん・・・」
「うちのたぶんをとるな、もう・・・」
「奈菜香、好きやで・・・たぶん」
「うちも・・・
たぶん・・・」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます