第23話
ところで私たちの住む街は、阪神電車は走ってなく、大阪や神戸への移動はもっぱら阪急電車を利用していたため、タイガース女な里奈は阪急電車に乗ると・・・
「阪急電車はん、いつもありがとうございます。
それでもうちは生まれた時からのタイガースファンなんです、ブレーブスファンにはなれまへん・・・
ご容赦ください・・・」
「ちょっと里奈、恥ずかしいから電車と喋らんとってていつもゆうてるやろ・・・」
と、こんな感じになります・・・
里奈は野球をするのも大好きで・・・
「勝負や、ヤヒチ!うちの球打ってみぃ!」
「あの、野球したことないんですけど・・・」
「じゃかましい、キンタマついとんのやろ!」
また里奈は・・・
「よーし、ボールは友達」
どのボールやねん?
「さみしい奴やのーヤヒチは、球しか友達おらんのかい?
はようバットもてーい!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます