名前
第18話
後から聞いた話だが、やっちゃんは、この名前のせいで昔いじめられていたらしい・・・
お父さんの仕事の関係で転校ばかり、そして自己紹介でからかわれ友達もできなかった・・・
そして、ある日絶えられなくなったやっちゃんはお父さんに・・・
「なんで、こんな名前にしたの!」
と泣きついた・・・
すると、お父さんは・・・
「かざぐるまの弥七のように大切な人を守れるような男になって欲しいから・・・」
と言われ、それから自分の名前を受け止め誇りを持てるようになり、友達ができるようになっていった・・・
そして、からかわれるのにもなれると逆にそれを利用し、笑いをとることを覚え、それがクラスの輪に入るのに手っ取り早いと気づき、あんなことをするようになったらしい・・・
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