第22話
ああ、闘うかっ!!
そだよ、今まさに戦闘中だよっ!!
そう思った時には、相手からの攻撃‼
「おおぅあ!?」
「忘れていた‼」
「…………」
「いや、お前もそんな目してっけど忘れてただ……おぉー!?」
王子一行必死で攻撃を避ける。
外見、皆クールに見える(若干1名ムッキムキゴリラっぽい人もいる)から性格もクールだと思ってたけど、めっちゃくちゃ騒がしいわ。
いや、1人クールっぽいのが居る……か?
そしてそんなバタバタする相手じゃないっしょ。
敵はRPGにおいて一番最初に遭遇するヤツだった。
経験値の低いたくさんいるヤツ。
それが4体。
それを倒すのに召喚獣を喚ぶって……弱いのか、面倒くさがりなのか……。
仕方ない。
このあたしが手伝ってあげようではないかっ!!
「よしっ!!フィルさん!!全てをなぎ払え!!」
あたしはフィルさんの背中に立って、こう、悪の総督みたいなポーズでフィルさんに指示を出す。
「いや、それ俺のセリフ」
王子がツッコんでくる。
そう言えば言っていたような……??
まぁいい、今は目の前の敵をっ
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます