第15話

なんっっじゃありゃあ!!??



























ものっっ凄く大きな鳥が飛んでいた。



極彩色で、とても優雅に飛ぶ綺麗な鳥が。




しかしアレ鳥か!!??


鳥なのか!!??




デカすぎないか??



デカすぎだろう!?



人の2倍……3倍はないか!!??




…………??


なんだろうあの鳥モドキ……見たことあ……


あ……













!!??



でぇあああああああああああああああああっっ!!



こっち来たぁあああああああああああああっっ!!




その大きな鳥モドキは一直線にこっちへと向かってきた!!





あたしか!!??


あたしを食べる気か!!??



あたしなんか食べても美味しくないぞ!



ギックリ腰の女なんか食っても、ギックリ腰になるだけなんだからな!!



知らんけどっ!!




落ちながらの命乞い?は届くことなく……鳥モドキはパカッと大きな大きな口を開けた。




……終わった。



食べられるのと地面激突、どっちがマシな死に方かなぁ……




『キシャアアアアアアアアアッッ!!!!』




再び大きな咆哮。



いただきますってか!!??




良いだろう!!




「美味しく食えよっ!こんにゃろーーーーっ!!」


















これがあたしの最後の言葉だった…………。

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