第20話

認めるのも癪だが…




顔を歪める俺に、いきなり暁人は噴き出した。




「可笑しい!お前、面白すぎる!」




ヒーヒー言いながらソファーの上を転がる暁人を睨みつけるが、そんなの気付いていない。




「そりゃあ、ほとんどストーカーだぞっ!お、お前がそんなキャラだったなんて!!!」




ストーカーて言う暁人に、手に持っていた缶ビールがグジャっと音をたてた。




…クソっ!!

コイツに言うんじゃなかった!!

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