Red String ～繋ぐ未来へ～ 参 【完結】

前回のおさらい

追憶

第1話

影虎との仲が、深まるにつれて、紫音の中では秘密を隠してる罪悪感が大きくなっていった。

それでも啓太の過去に向き合ったり、大阪から平達が迎えに来てくれたりして、紫音の決心もつき始めた。

啓太に隠していた秘密を打ち明け、大阪に戻って決意を固めると決めた紫音の前に現れた凪によって、紫音は闇に落とされてしまう。

失意の紫音を助けて励ましたのは、親友の恋季。

恋季と接する事で、次第に元気を取り戻した紫音は恋季の父親である大阪府警察本部長の頼みを受けて、チーム狩りを始めた。

自暴自棄になっていた頃の様に、拳を振るう自分を諌めながらも、その中に楽しさを見つけてしまう。

戦っている時だけが、全てを忘れる事が出来るから。

そんな矢先、紫音の失踪を翔から聞かされた影虎達が大阪にやってきた。

未音と紫音の過去を聞き、そして最後の未音からのラブレターを手に、紫音を探しに来た。

フォークスのメンバーの協力を得て、紫音と再会する為のチーム潰しを開始した。

数日して、ようやく見つけた紫音と出会う事に成功する。

がしかし、後一日と言う所で逃げられてしまった影虎。

だが、フォークスの倉庫に紫音と一緒に居た恋季が訪れた。

恋季と景虎の間に約束が交わされる。

その内容はまだ明らかになっていない。

大阪の大学に行ってる姉と再会している時に、たまたま見つけた紫音を追いかけた影虎。

一件の喫茶店で紫音を捕まえる事に成功するが、紫音に決断を迫る。

自分が迎えに行くまでに答えを考えるように伝えて、影虎は店を後にした。

喫茶店に取り残された紫音は、はたしてどんな決断をするのか････。

影虎は紫音を取り戻す事が出来るのか？

紫音の揺れる心は影虎にたどり着けるのか？