精霊契約不適合者と呼ばれた少女と二人の精霊王

roiyaru

プロローグ

精霊ーそれは、この世界・フェリアで人間と共存し、人間と共に暮らしている。容姿は人間ととても似ている。



そして、この世界ーフェアリア。

この世界は人間と精霊が契約する事が推奨されている世界。

人間は精霊と契約する事で精霊からの加護と祝福を得られるのだ。


だが、精霊と契約出来ない人間はこの世界にとっては異端の存在として差別の対象になるのだ。

精霊と契約出来ない人間は《精霊契約不適合者》とも呼ばれ差別される。


精霊と契約する事がこの世界の全てだ。

精霊契約出来ない人間は、教育をも受ける機会を失われるのだ。


それは、家族だろうと隣人だろうと親友だろうとその差別は変わらない。


精霊契約者以外の人間を人間だと思わない。

そんな差別社会が今も尚、根付いている世界なのだ。



この物語はそんな《精霊契約不適合者》と呼ばれた少女とそんな少女と後に契約する事になる二人の精霊王の物語である。

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