第5話
まぁ考えても答えが出ないことを気にしても仕方ないし、璃咲の誤解も解けたみたいだからもういっか。
そういえば、気付けば2033年ももうすぐ終わりだなぁ。
12月に入って、ここのところ一段と寒くなってきたよ。
私は今、大学四年生。
就職先も決まり、卒論もほぼ終わり、あとは年明けの最後の試験を待つだけ。
考えたら学生でいられるのもあと僅かなんだよねー。
このファミレスでのバイトもあと数ヶ月かぁ。
就職しちゃったらいわゆる『営業』ってのになるから、今バイトでしている『接客』というのとは少し種類が違う。
なんだか寂しくなるね。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます