第17話
「はあ? 何言ってんの? 僕に甘やかされたいなんて、そんなの僕より可愛くなってから言ってくれる? こんっなもさい髪型してさ、まずはこれからどーにかし・た・ら?」
そう言いながら人差し指で私のおでこをリズミカルにつつくのはれい先輩。
発言からお察しの通り自分のことが好きでいつも鏡を見ている。
本人いわく身だしなみは何よりも大切らしく、それで鏡を手放せないんだそうだ。
れい先輩は人一倍美容なんかにも気を遣っていて、女の私なんかよりもずっときれい。
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