第7話

女の子たちからの羨望のまなざしを受けながら、“女子禁制(中島亜衣を除く)”と書かれた紙が貼られている扉をガラッと開き一歩踏み出した。




「またもHRが長引いて遅れました…!! 申し訳…きゃっ…」




謝りながら教室に入った瞬間教室の扉のレールにつまづいて派手に転んだ。




お、遅れた上に更なる失態…。先輩方の反応が怖くて顔をあげられない…! 




「す、すみません…」

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