第269話
「よっしゃ。んじゃ、行くかっ」
ニカッと笑ったコウキと早速モールを出て、電車に乗ってコウキの街に着いた。
隣の街なのに滅多に来ることがないからか、それとも隣にコウキがいるからか、その街の景色、人、車、建物、なにを見ても新鮮な気がした。
コウキの家に行く前にスーパーに寄って、軽めにサンドイッチやサラダを買って、同じ敷地内にあるケーキ屋で苺のショートケーキを買う。
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