第168話
「はあっ!!!?」
勢いのまま、訊き返すカレンにコウキは無表情で視線を向ける。
「別にって?なにが別になのよ!」
「ちょ、ちょっと、カレン。落ち着いて」
カレンを宥めようとするけど、なぜか興奮状態になってしまって。
「マナ!だからこんな男はやめなさいって言ったでしょっ」
え、言われたっけ?
まあ、本気にはなるなとは言われた…けど。
ブツブツと呟いていたら、カレンの矛先がいつの間にかあたしに向いていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます