第65話

直史は彼女が出来ても、以前と変わらず俺を家に呼んだ



「リツ!見てみろ、すげーよ巨乳」



「直史、AV見る暇あったら彼女どっか連れていけば?」



「バーカ!昨日映画に行ったよ。二日連続は勘弁。おー・・・このアングル最高!」



直史の彼女が気の毒だ・・


俺はがっついて見ている直史をよそに予備校の課題をしていた。




「優子ちゃんもさ、この位胸があったらね~揉みがいがあるんだよな・・・」




・・なんだこの間付き合いはじめたのに、さっさとセックスはしてんだ。



あのコは・・?



“はな”は誰かとそんな関係になってるのだろうか。


テレビの中で女優が喘いで、カラダをよがっていた



あのコもオトコの下でないたり・・・




俺はため息をついた




なに考えてんだ、俺は。

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