第24話
昼休み、アタシは真理より先に社内カフェで休憩していた。
例の招待状の葉書を見ながら・・・
するとアタシの前に誰かがAランチを置く。
その視界に入る、レッドのネームホルダー・・・
滝川君だった。
「相席いい?」
彼を一瞬で医師と判断出来るのはこのレッドのネームホルダーだけ、白衣をこの人は着ない。
「あ・・・もうアタシ終わったから、どうぞ」
アタシは持っていた葉書をバッグに入れ、立ち上がった。
「なんか、俺達ズレてない?」
・・・は?
ズレてない?
なに、このテーブルが?
アタシは一応テーブルを整えてみる。
それを見ていた滝川君は不思議そうにアタシを見た、
「・・・ふざけてるの?」
「え?全然ふざけてないよっ、ズレてるっていうから・・・すみません。」
アタシはわけも分からずに俯く。・・早くここから逃げ出したい。
「今日、時間取れる?」
!!
なに、この人!?
まだアタシとする気なの!?
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