第10章

第13話

彼女ベリーの唇が僕の唇からそっと離れた。


「えへへ♡キス…しちゃった…♡」


照れくさそうに彼女は、頬を染めて笑う。


『トクン…』


ベリーのはにかむ笑顔が可愛くて、僕の胸が高鳴る…。


「ベリー…」


僕は、ベリーの身体を引き寄せて、もう一度優しく口付けた。


「ベリー…好きだ…!!これからもずっと、僕の側に居て欲しい…!!」


僕は、初めて女の子に告白をした…ありったけの想いを込めて…。


「瑠衣くん…。私も瑠衣くんの事、大好き♡…だから、これからもずっと…隣で愛を囁くよ♡」

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