第19話

女嫌い――――…



私の頭の中であることが閃いた


「そうなの!…まだ付き合い始めたばかりだけど…ひ、日名森君と付き合ってるの…」



日名森君がニヤッ笑った


「そういうこと…悪いな木村」


そう言って彼の肩にポンと手を置いた


木村より10㎝は高いであろう彼の身長


その彼から上目線で見られて悔しそうな木村


『……嘘だ……だって美雨ちゃんは……男嫌いって…有名じゃないか…だから嘘に決まってる』


………どうやったら諦めてくれるのよ。木村

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る