第9章

第71話

「ん…ッ♡」


ましろが俺の肌に筆を滑らせていく…。



時折、口付けを落としながら…蕩ける瞳で俺を見つめる。



「海生…綺麗…。もっと綺麗に色付けてあげるね…」



ましろは、妖艶な表情で俺を見つめる…。



「ましろ…この短期間で凄く…エッチになったな…」



「それは…海生、あなたが私を変えたの…」



私達は、互いの裸体に筆を滑らせ、同じ色彩に塗れていった。

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