第9章

第69話

「…イベントでの質問、凄かったね…」



「あぁ、いつか質問されるとは思っていたけど…」



「嬉しかった…だって、これは私達だけの秘密でしょう…?」



「…俺は、独占欲が強いから…ましろが全てを脱ぎ捨てた姿は、俺だけが知っていれば良いって…そう思った」


彼の一言に私の心がキュンと震えるのを感じた。



「海生…」



私は愛しい彼に口付けて、その場に優しく組み敷いた…。


「ましろ…?」

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