第3章

第26話

俺のアトリエに、ましろを招き入れた。


緊張した面持ちでリラックスさせようとした俺…。



「緊張してる?」



なんて、声を掛けたが…


そう言う自分も、緊張している…。



ずっと、思いを寄せている彼女が目の前に居るんだ…。



いつまで平常心を保てるか、正直分からない…。



『とにかく今は、描く事に集中しよう…』

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