第77話

「…いや、流石にそこまでしなくても……、、優也くんと、まだ連絡ついてないんでしょ?……それなのに、広い大学の中で優也くんを見付けられるかってこと自体、問題が……。それに、うちらも今日、バイトあるから着いていけないし……」


その旨を伝えると、由香は少し驚いた様子で、オロオロしながら、そう言ってきた


「一人でも大丈夫!もう決めたの!……それに哲くんと智輝くんにも謝らなきゃだし……」


いくら、好きな人の夢をバカにされたからって、あれはやり過ぎだった


こんな真冬に、水なんかぶっ掛けて、もしかしたら風邪を引いてしまったかもしれない

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