第94話

「ねぇ。パパ。ラーメンが信玄に会いたいって!」

「そうか。久しぶりに皆で月へ行くか。」

「いいねぇ。」

信長達は久しぶりに月へと行った。


「信玄。」

「おお。信長達。久しぶりじゃの。頑張っておるみたいじゃの。」

「歳子、ゴリヨ、久しぶりね。」

「お母さん。」 

「ばあちゃんーーーッ!」

「あらあら、ゴリヨ。可愛いわね。さすが私の孫。」

「ラーメン、会いたかったわい。日光東照宮の力、凄いの。さすが家康の生まれ変わり。」

「信玄。ラーメン、信玄はラーメンの憧れだって言ってるよ。」

「そうか。嬉しいの。家康は赤備えをついでくれたからの。ほっほっ。」

ラーメンは信玄に抱えられ、嬉しそうにゴロゴロ言ってる。

「歳子殿。」

「何でしょうか。父上。」 

「父上とは、恥ずかしいの。信玄でいいぞよ。」

「いえ。父上は父上です!私、お父さん欲しかったんだもんっ。」

「そうか。嬉しいぞよ。ところで歳子殿、美奈殿が生まれた。そして、わしに任せて謙信は、美奈殿の守護神となった。一様、歳子殿にも伝えて置こうと思ってな。」

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