第16話

とにかく.ここを出なくちゃ。どうしたらいいんだろう...。

あっ看護師さんが外に出る!私も!

「脱走なんかダメよ!歳子!」

「病気じゃないのに何でこんな所にいなくちゃダメなんですか!私を出して下さい!」

「あなたは病気よ!」

すると男の看護師が2名やってきて.歳子を無理やり鍵部屋に連れて行く。

「離してよ!」

ガッチャン!

ドンッドンッドンッ。

「出してよー!」

「落ち着くまでダメだ!」

どうしてこんな目にあわなくちゃいけないの!?

歳子は考える。

そういえば.あれはただのゲームよ!

なんで母上?

おかしい!

そう思った歳子は頭が混乱してきた。

すると.もう一人鍵部屋に閉じ込められてきた。

歳子に言う。

「助けて!神様!」

歳子は.混乱している。

神様!?

私は神様?

歳子は.さらに混乱してきた。

思わず.

「キャーーー!!」

と叫んでしまった。

すると看護師が飛んできて.歳子に注射をする。

歳子は.また眠らさせられた。

目が覚めると.ベッドの上。

「私は神様...。」

そうよ!私は神様よ!

「私は神様だーーー!ここから出せー!」

歳子は皆と同じようなことを叫ぶようになってしまった。

看護師は無視。

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