第11話

さて.どうしよう。

また武田軍が攻めて来た!また移動しなきゃいかん!

歳子はまた移動.移動を繰り返した。

あれ?拠点がないのに.ゲームオーバーにならない...。

義弘と家久と歳久.武田軍の配下になってる。死んでない!良かったぁ。

すると.急に.バチバチバチッと部屋の電球がついたり.消えたりした。

えっ!?なに?それに眩しい。テレビの方だ!

うっすらと表れてくる人の姿。やがてテレビの方の眩しさも消えた。

「織っ織っ織田信長!?」

織田信長は.何も言わない。ただ近づいてきて.そっと歳子にキスをする。

歳子はあぜんとした。

ちょっ.ちょっと待って!こんな少女マンガみたいなことが起きていいの?

そう思ってすぐさま歳子は混乱した!思わず.

「キャーーーッ」

と叫んだ。

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