第4話

「オダノブナガ?何をやった人なの?」

えーっと.何だっけ...。

歳子は焦った。

「ごめん。課題がまだ残ってるから.先行くね。」

「う.うん。」

どうしたのかしら.歳子。

歳子は気づかされたのである。国際化.国際化と思っていたのだが真の国際化とは日本人としての自覚をもって.自国の文化や歴史などに詳しくならねばいけないと。そこで歳子は大学の授業が終わったあと.すぐに日系の本屋さんに寄って.織田信長の本と日本史の本を購入した。

「よし!やるぞ!」

今.思えば.この時が全ての始まりだった。

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