第3話
皆で、何を食べるかなんてくだらない話をしながらマックにつく。
「てか美咲お前クーポンきたって自分で言ったくせにクーポンのじゃねえじゃん」
「だって別に食べたいクーポンなかったんだもん。
どれもセットとかでがっつりのだったから」
「お前はだから細いんだよ、もっと食えよ」
晃は本当に心配性で、いつも心配ばかりする。
でもそんな晃は好き。
男はたくさん見てきたけど、晃みたいに純粋で愛されて育ったとわかる人はなかなかいないと思うほどにいい子だった。
「確かに美咲は細いよね~。
ってか美咲ほど綺麗な女は見たことないよ。
もう自慢の友達だよ~~~」
「ふふ、ありがとう。そんなふうに言ってくれて嬉しい。
でも、桜も綺麗だし、私の自慢の友達だよ」
「ふふ知ってる」
「おいお前ら女2人でどんだけ自意識過剰なんだよ。キモイぞ?」
そう呆れながら、ポテトとバーガーをのせたプレートを持ちながら来た直哉。
直哉は意地悪ばかり言うしめんどくさがりだけど、本当は優しい人。
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