第15話
「毎日行くに決まってるだろ?
それに君の為ならお金なんて惜しくないよ」
そういう雅人さんは凄くかっこよかった。
「ありがとう、あっそうだ。雅人さんもし私の話を誰かに聞かれたら店に戻る話はして構わないからね。
でも今の私については内緒にしてね」
「当たり前だよ、俺だけが特別だと思える唯一の事だからね」
にこっと笑って、雅人さんは私の頬を撫でた。
「ミサキ、本格的にはいつ戻るかはまだ決まってないの?」
「うん、それは凜にいとも相談しなきゃいけないし。お店の事もあるしね」
そっかっと言って雅人さんは黙った。
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