第40話
「凜太郎さんの事も俺はまだまだ知らない事ばかりだ」
ふわっと笑う雅人さんは、少しだけなんだか寂しそうに見えた。
「でも、私が知ってる中で、弟分として可愛がってるのは雅人さんくらいだと思うよ」
そう私が言ってあげると、雅人さんは照れながら嬉しそうに笑った。
そして、私は雅人さんからいくつかワインをもらい二人で下に向かった。
1階に行くと、なんだか遠くから見てもそわそわしているのがわかる皆にクスリっと笑みが出てしまう。
「ごめんね、お待たせ」
行こうかっと、言うと灰利がホテルの前にすでに7人乗れるリムジンタクシーを呼んであるっと言っていた。
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