プラトニック ラブ【完】
風音
表紙
恋の入り口にあったのは、
胸のときめきでした。
愛の入り口にあったのは、
最高の幸せでした。
両手いっぱいに大きく広げた手が、満天の星空に浮かぶ一等星に届かなくても。
空を見上げた私の瞳は、いつもダイヤモンドのように光り輝いているあなただけを見つけ出したい。
衝撃的なデビューと共に音楽業界に旋風を巻き起こすほど、超人気歌手にまで上り詰めた人気デュオ KGKのセイと、6年越しの想いが伝わり交際を始めた高校2年生の紗南。
紗南(SANA)の頭文字のSと、セイ(SEI)の頭文字のS。
指で象ったSマークは、2人を結び付ける特別なマークとしてセイが考案。
彼は仕事が多忙な故に、なかなか会う事が出来ない。
だから、テレビモニターの向こう側から指で象ったSマークをかざし、モニター越しにいる私へとこっそり特別なメッセージを送っている。
Sマークが届けられた瞬間は、2人がお互いを想い合っている時間。
しかし、一見順風満帆に思える恋だが…。
『セイに近付かないで欲しいの。』
私はある人物から、いきなりレッドカードを受け取った。
誰もが知る超人気歌手の彼との間には、剣山の上を歩かされるような辛い日々と、1人では乗り越えられないほどの厳しい現実が待っていた。
ところが、一生に一度きりの恋は、お互いを信じ抜こうとする純粋な心によって、より大きな力を手に入れる事となる。
連載開始日 2018/8/3
連載終了日 2019/1/20
修正開始日 2019/1/21
修正終了日 2019/3/31
※この物語はフィクションです。
物語に登場する人物名、団体名、施設名は架空のものとなりますので、一切関係はありません。
※本作品は、『カーテン越しの君【完】』の続編で、前作を読まなくても分かる内容にしています。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます