50人クラフト異世界転生物語
@naka615
孤高ルート
俺は世界を救った後、自堕落で空虚な生活を送っていた。
どうして俺は皆を殺害してしまったのだろう。
国から表彰されても、市民から英雄扱いされても、幻聴や幻覚が聞こえてくる。
不調のまま、その日はやってきた。
新規kunキッズがまたこの世界に来た。
「いてて…。何が起きた?」
「kunさん!どこなんですかここは?」
「kunさん、何が起きたんですか?」
「kunさん!kunさん!」
あっちの世界の俺は、結構慕われているようだ。とても有難い。
「ここは異世界だよ。ここに選ばれたということは、固有の力が与えられているはず。」
各々が確認していく。
「見てください!kunさん!」
「僕トランスフォームだってー!」
「そ生…リザレクション…?ってなに?なに?」
「俺…兎?」
ワイワイガヤガヤ…
皆が落ち着いてきた頃、1人が質問をした。
「…で、kunさん、なんでそんなに顔色が悪いの?」
なんでだろうな、俺が選択したはずなのに。
「ああ、ちょっと着いてきてくれ。時期にわかる。」
皆を連れて、俺は処刑台へ向かう。
数分歩いてやっと着いた。
ざわざわとした騒音が耳に届く。俺は一つ一つ丁寧に道具を整え、準備していく。
処刑台に手をかける。
俺がやらないと、あいつらが可哀想だろう…?
公平じゃない、報われない。
「え…?冗談ですよね?kunさん…」
1人目を殺害する。
悲鳴が飛び交う、だが、もう慣れてしまった。
逃げようとした者を殺害する。
悲観している者を殺害する。
悲鳴が轟いているが、もう彼には届いていないだろう。いや、届いているというより、遮られているの方が正しいかもしれない。
彼は常に皆の声が聞こえている。
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…。
どうして俺は皆を殺害してしまったのだろう。
まるで誰かに操られているみたいに。
後悔が募るも、もう後には引き返せない。
それにしても、こっちの世界で死んだ参加勢はどこに行くのだろうか。…まあ、いつまで経っても理解できないないだろう。たった一つ分かるのは、俺はこの生活をずっと続けるということだけだ。
俺は孤独だ。
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