第40話
黒髪、眼鏡、おさげの古風な雰囲気が漂うノンちゃんと、パッチリおめめ、巻き髪ツインテール、姫系かつ乙女なサクラの姿が目に浮かぶ。
2人ともノリが良くて気の合う私の大切な友達だ。
知り合って以来、毎週土曜日に3人で集まってコスプレの衣装を作ったりイベントの打ち合わせをしたりしてる。
それに、私に取ってコスプレは唯一の癒しみたいなもの。
大好きなキャラに成り切ってる時が1番落ち着くし、何よりも楽しい。
ここ最近は既製品の衣装じゃ満足出来なくて、自分で作ったりもしてたくらいだし。
なのに…、ずっと隠してきたその趣味がついにスーパー堅物なお母さんにバレてしまった。
気を付けてたつもりだったけれど、着物用の鞄を出す時に滅多に開けない私の部屋のクローゼットを開けたらしく、中に隠してた衣装まで見つけてしまったらしい。
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