第13話

…このショートストーリーは


まぎれもなく、ノンフィクションの出来事です。


私が、感じ・実際に体験してきた


理不尽な【生き地獄】であります…。



私は、ある時 怒りや我慢が爆発し

復讐は正義であると思い立ち


「私の、生を全否定した者達」


「私を、捨てた者」


「私を、殺そうとした者」


全ての者に…復讐しようと計画を企てた。



一番、苦しむかたちで 惨殺 してやる!…と。



私は考えた 


即死する様な、痛みを感じない生ぬるい事はせずに

できる限りの、苦痛と恐怖を存分に味あわせて


『助けてくれ!』と、懇願こんがんするやり方で

ジワジワと…苦しめて死にいたらしめてやる。


拘束して肉を切り裂き 

臓物ぞうもつえぐり出してやろう…


そんな事を、何度も反芻はんすうしていた。



その時 私の精神は"まとも"ではなかった…

限界を…とうに通り越していたのだ。。




基本的に、私は人と争う事が大嫌いな

平和主義者だったのです


その私が、人を傷付けたいなど

思った事も無かったのだから…


人は…追い詰められると


人格さえ、歪んでしまうのだと知った。



自分で自分が 恐ろしく思えた…

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