No.1誕生日

第1話

……すーっ、すー。




プルル~♪ ! プルルル~♪!!


…んっ!?…眠ぅ~、電話?

こんな夜中に、誰よぉぉー?


私は、心地好い眠りを邪魔されて…

少しだけ、イラッとしたけど、


「…ハッ!理央りおからだ///!」


私は何故か…ベッドの上で、正座して

電話に出た。


「もしもし?…理央?」


芽瑠める~!!Happy Birthday♪』


……時計を見ると午前0時過ぎ、


「理央、もしかして…飲んでる?」


『よくわかったな!barで飲んでるトコだ♪』


…バレバレよ、なんか女の人の声するし。。


「理央、ハピバありがとうね。

私、眠いからもう寝るわ☆飲み過ぎないでね」


『そか!んじゃ、おやすみ~☆』


ピッ。………ふぅ~。


せっかくの電話だったからって…

期待した私が、バカみたいだわ。。


…飲んでるのは良いけど、

近くに、他の女の人が居るのに

私に電話するとか…デリカシー無さすぎ。


でも、仕方ないかな。

理央は…モテるからね~。


嗚呼、嫉妬してる自分がもっとヤダ!



…それにしても。とうとう!

25歳になってしまった。。


みんな"売れ残り"たくないみたいで、

最近、友達の結婚がやたらと増えたし…。


でもなぁ~。私としては!

まだまだ、結婚よりも恋愛がしたーい!!

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