第85話

私は、頓服薬とんぷくやくを飲んで…寝る事にした


このまま、一人で考え込んだら危ないから。




次の日


ピンポーン。


ん?

こんな早くに誰…って!

青輝だ!

青輝以外、訪ねて来る人はいない!


慌てて玄関のドアを開ける…


目の前に居たのは

やっぱり、青輝だった。


「…あ、青輝。昨日はどう…したの?」


「……別に。ってか、おばちゃん邪魔!!」


は?

な、なによ!いきなり…


青輝は、さっさと部屋へ上がると

自分の荷物をまとめ始めた


「え、青輝?何やってんの?」


「おばちゃんには関係ないでしょ…」


「ちょ、ちょっと!なにそれ…関係あるわよ!」


「面倒くせぇ…俺、出てくから。関係無いの。」




……嗚呼、もうダメなんだ。


私は…何も言えなかった…。



いったい私は青輝に…何回、フラレてるんだろ?

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