車椅子でキス
柊海華
表紙
子供のように甘えん坊で
けれども大人の顔を秘めている
そんな、誰よりも私を愛してくれた人が
ある日
車椅子生活になりました。
「お願い」と膝枕を求める彼が、
「守ってあげる」とカッコイイことを言う彼が、
「もう、いいんだよ」
と、優しく微笑むのです。
「もう、十分だから……」
と___。
でもね、ハルさん。
「私は離れません、何があっても」
-Kiss with a wheelchair-
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