第73話

真っ暗な闇の中で、微かに灯るスマホの液晶画面。激しく絡み合った後で、脳はまだ眠っているのか─…



ソレが自分のものか、颯斗のものか確認することを怠り、、


光っている液晶を消そうと、何気なく手に取ってしまったスマートフォン。





まさに”たった今”送られてきたであろうメッセージが通知画面に表示されているのを見て…一瞬にして意識が覚醒した。




っと同時に─…


血の気が引いていくを全身で感じた。






【送信者 香菜】 たった今

【⠀ホテルの予約、完了です(*´ω`*)⠀】

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