第57話
「自分から望むのであれば良いと思うけど……触発されたのなら止めておいた方がいいと思う。」
「えっ……、」
浦崎君が返答するとは思わなかった。
「菜々は今のままで、何も変わる必要なんてないよ?」
「あ、ありがとうございます。」
クレンジングオイルで顔を洗って流しているから彼の顔は見えないけど、
彼は優しい。
タオルで顔の水分を取ると私にカタログを渡してくる。
「なんですか、これ?」
「……指輪ってやつ。」
は?指輪って?
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