過去と現在の狭間に

藍色の星 みり

プロローグ「居場所とはなにか」

自分にとって居場所と言える場所はあるだろうか。家と言う人や、学校という人も居るだろう、はたまたネットコミュニティでも。まあどこに居ようと、そこが自分が安心出来たり落ち着けるなら居場所になり得るのかも知れない。


さて、最近自分は居場所というものを見失ってるような状態だ。学校に友達も居らず、入ればいるだけ苦しい場所。家もそこまで居心地がいいとは言えず、どこに居ても窮屈感を感じる。ネットコミュニティはそこそこ入り浸っては居るが、安心出来るかと言われればすぐには答えられない。辛い時苦しい時に縋れる存在が居ないと言うことが自分を苦しめているような気がする。


僕は最近1人で居ると、ずっと寂しいと感じてしまって辛くなることがある。誰かにこの寂しく感じている心を満たして欲しいのかも知れない。まあ、そんな相手は居ない訳だが。学校では文化祭もあったが、一緒に回る友達が居ないため、1人でずっと見て回ったりしていた、実に悲しいものだ。誰かこの寂しさから僕のことを救い出して欲しいと常に思っている。もうどうすればいいのか、自分には分からない。でも僕は生きていかなければならない。窮屈な思いを抱えながら、今日も一日を過ごしていく。


いつか、ここでも自分の過去を語ってみようと思う。幸せだった過去と直視したくない現在と、それを経験として己の胸に抱えて必死に生きていく自分を

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過去と現在の狭間に 藍色の星 みり @aihosi_miri

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