銀河の風吹く料理店
ヤッキムン
お菓子屋さん
うちは那覇市の中学生。
女の子になりたい中学生。
中2の夏休み。
西表島に行く。
夜、めっちゃきれいな星空。
天の川まで、はっきり見えて美しい。
ちっちゃな可愛いお菓子屋さんを見つけた。
入って、いろいろ探してみたら、なんか、不思議な感じのする、可愛いお菓子を見つけて、お店のお姉さんのところに持っていく。
「これ、くださいっ」
お姉さんに渡したら
「ありがとう」
って言って、そのお菓子といっしょに、銀河鉄道のチケットもくれた。
☆
そして、その夜、うちは銀河鉄道に乗ってみた。
うちの乗った銀河鉄道は、やがて、終点の、爽やかな風の吹く料理店へと到着した。
「なりたい料理」っていうのを注文してみた。
注文の多い料理だったからか、しばらく待ってた。
やがて、運ばれてきた「なりたい料理」。
これを食べれば、なりたい自分になれるらしい。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます