VSヘルハウンド 2
「どうする気なんだ?」
海斗がそう聞くと
「焼き殺します」
和人はそう言った
「炎吐いてる奴をか?!」
「そこは想定外ですが行けます!多分!」
「おい?!」
和人の作戦に一抹の不安を感じる海斗であったが
「俺はどうすればいいんだ?」
和人を信じてそう聞く
「今から俺が入り口にトラップ仕掛けるので1分入り口以外で戦ってください!」
「了解」
そう返答すると海斗は走り出した
「ガゥ!」
そして焼かれて空いた商品棚の穴からヘルハウンドも出て来た
(炎を吐いてくるってんなら)
海斗はお酒売り場に行くと
ガチャン
「ビール瓶アタック!」
ビール瓶を持ってヘルハウンドに殴り掛かった
「ガゥ!」
バリン!
酒瓶とヘルハウンドの爪がぶつかりヘルハウンドに酒が掛かった
「ほら!炎でも吐いてみろ!」
そう海斗が言うと
「ガァ!!」
ヘルハウンドは炎を吐いてきた
ボッ
そしてそれは酒に引火してヘルハウンドを焼く
「よし!」
シュ
海斗は炎を交わしながら引火したのを見て喜ぶ
(死にはしないだろうけど効くだろ)
「ただこれ、、、コンビニも全焼しかねないな」
ヘルハウンドの吐いた炎で一角が燃焼しているのを見ながら燃えるヘルハウンドを見みる
そして
「マジか」
(効いてねぇ!)
多少の燃焼ではヘルハウンドにダメージは入らなかった
「和人ー!こいつ炎効きづらいみたいだけど大丈夫か?」
海斗がそう言うと
「大丈夫です!流石にこの火力なら確殺です」
和人は自信満々にそう言った
「そうか」
(というかなんか匂うな)
「まぁ、頑張りますか」
「ガァウ!」
燃えるヘルハウンドが襲い掛かって来た
「海原寿司屋流・三枚おろし」
ガキン
海斗はまずヘルハウンドの爪は受け流すと
スパン
そのまま懐に一閃叩き込んだ
「ギャウ!」
それはヘルハウンドを切り裂いた
(屋内ならば倒せなくは無いな)
「でも、、、リスクがヤバすぎるな。防御に徹しよ」
ガキン ガキン スパン ガキン
海斗は防御9割攻撃1割という戦闘スタイルで時間を稼ぐ 防御に徹していないことにはツッコんではいけない
「そういえばドロップアイテムがあれば和人が武器作ってくれるのかな」
そんなことを考えていれば
「先輩!用意出来ました!そのまま入り口から外に出てください」
和人の声が聞こえた
「了解!」
そして海斗は入り口へ向かい
「は?」
絶句した
(なんか入り口に撒かれてるんだけど?!)
入り口に液体が撒かれていた
「撒かれてるのは飛び越えてください!」
「はぁ?!」
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