紹介文の良し悪し
今回はカクヨムにおける紹介文について触れていきます。
紹介文は「小説の内容を簡単に説明するもの」です。当たり前ですが、ラストの展開を書いてはいけません。公募の時の
紹介文にも良いものと悪いものがあります。
まずは良いものから。簡潔に、ざっくりと世界観、展開を書きましょう。イメージとしては書籍の裏の紹介文と同じです。
次は悪い紹介文について。ざっくりと言うと「ダラダラと世界観や内容を書く」「登場人物の関係、設定を書く」の二つです。
前者についてですが、ダラダラと書くとかなり長文になります。カクヨムに限らず小説投稿サイトの読者は隙間時間に読むことが大半です。そんな人たちが長文の紹介文を読むと「なんか、字がびっしりで読む気にならないな」となります。一話を読むことなくブラウザバックです。
世界観は物語の中で徐々に描写を通して書くものです。カクヨムでそこそこ評価されればいいという方は気にしすぎる必要はありません。しかし、カクヨムコンテストで受賞を目指す方は編集者というプロが読むことを意識して書きましょう。
後者についてですが、登場人物などを紹介文で見直さないといけないのは読者に対して配慮が出来ていません。カクヨムで小説を読んでいる方は分かるかもしれませんが、エピソードを読んでいる最中に登場人物が多く出てくると混乱します。
作者としては「紹介文に登場人物の設定を書いてあるし、大丈夫でしょ」と思う方もいるかもしれません。しかし、読者としてはエピソードと紹介文を行ったり来たりすることになり、ストレスになります。
確かに書籍では簡潔に登場人物の職業や立場が書かれていますが、あれとは違います。紙とwebでは性質が異なります。
例外として長期連載で不定期更新の場合はありかもしれません。紹介文に人物関係を書くな、とは言いませんが書いても効果は薄いと思います。
今回のまとめとしては「紹介文は簡潔に」です。己の発せざる所は人に施すことなかれ、です。作者としてではなく、読者目線を意識しましょう。
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