無敵同盟
ネコシャケ日和
第1話 あらすじ(ラストまでのネタバレあり)
フリー記者の大鳥は貧しいながらも仕事に誇りを持っていた。そんな中、予定外の仕事が入る。若手資産家、香取俊介の取材だ。
取材を終えた大鳥に翌日警察から連絡が入る。なんと香取が殺されたと言う。
香取を殺したのは石丸という中年男性だった。過去の出来事からカネを恨んだ石丸は無敵同盟の仲間と共に次々と資産家を狙っていく。
刑事の浅井は事件を解決しようとするが、中々容疑者を見つけられない。
記者の大鳥は友達の資産家に手伝ってもらい、香取が登録していた会員制SNSに入会。しかし手がかりは見つからない。
石丸は自身の犯行が分からないようにホームレスの田端を仲間に引き入れ、防犯カメラの映像に残らないようにしていた。
石丸、田端、そしてもう一人の仲間である橋爪は次なるターゲット、人気ユーチューバーの炎上くんを監禁し恐喝。その映像をネットに流す。
彼らの目的は資産家達の財産を取り立てることだった。死か寄付か。その選択を社会に問い、彼らは消えた。
記者の大鳥はいち早く彼らの存在に気付き、スクープするが、無差別爆破事件により、事態はさらに悪化していく。
爆破事件を起こした無敵同盟は長野の山奥に逃亡し、警察の追跡を振り切ると四つ目の事件のために行動を始める。
大臣の娘を拉致する。無敵同盟を裏で操るリメインの計画によると電車に乗ったところをナイフで脅し、友人と切り離す算段だ。
しかしナイフを突きつけているのを娘の友人に見られて計画は頓挫してしまった。
無敵同盟は計画を変更して電車に立て籠もるが、人質の挑発に逆上した石丸が学生を殺してしまい、警察に制圧。その際に石丸は警察に射殺される。
実行犯は全て捕まったが肝心の首謀者、リメインの存在は謎のまま事件は終わる。
実はリメインは石丸が殺した学生だった。学生は第一の殺人香取俊介の弟、蒼真であり、自らの父親とカネの存在を恨んでいた。
その両方に復讐するため、自らの命を絶ってまで計画を敢行。結果的に無敵同盟の首謀者は永遠に逮捕されず、彼らの脅しは続くことになる。
唯一リメインの正体に気付いた記者の大鳥だが、その存在のおかげで世界が良い方向に進んでいると考え、公開しないことを決めた。
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