第2話小学生
理由は、わからないが、毎晩のように、灰皿やコップが飛び交う喧嘩を両親がしている。子供ながらに、座布団の次は、固い物が飛んでくるのは、わかっているからどうでもいい話で、父親の気を引き、物が飛ばないように試みた、上手くいくと、座布団以上が飛ぶ事は無かった私は、座布団を拾って渡す作業をして灰皿等の固い物が飛ばないように動いていた。兄は、関わりたくないからと、子供部屋にこもって布団の中にいる、なんで迫害されている私が、こんな事しなくちゃいけないんだろうと、子供部屋に戻って布団に入り寝る。翌朝は何事も、無かったような、食卓だ。今日は、土曜日だから、半日授業だ、母親から、お昼は勝手に食べてと、言われたいつも、ラジオを聞きながら、インスタント麺を作るたまに小銭と、置き手紙がある駅前で待ち合わせてお昼食べようと、それを信じてバスに乗り駅に着くと母親は、居ない先に帰ってた、兄に当てた手紙だったらしい、駅探しても居なくて、公衆電話から家に電話すると、あれはお兄ちゃんだけだよと、冷えた返事だ、家まで歩いて帰る、バス代の残りで、飛行機を買って帰りのバス代は無くなっていた。家について泣きながら、怒るだって置き手紙には、書いて無かったと、どうやら、300円置いていたらしい、兄が200円持って行き、兄は、小遣いにしたが、どうせなら全部持って行けば、私が、行く事も無かったのに、携帯なんて無い時代の。お約束か。心が折れかけながら歩いて帰った、心の搾取をされていった、普段は、兄にお下がりの服しか無いからズボンしか、履いて無かった小学校の体育の時間に、体育の先生が、私に今日ブルマ忘れて無いかと、私は、忘れ物も、多かったから、聞かれたと、思っていたら、普段優等生の可愛い子が、ブルマ忘れたから、貸してやれと、強要された、私が短パンだったから、お前はそのまま体育出来るだろうと、普段なら忘れた子に、これでもかと、人格否定するような言葉を投げかけるのに、可愛い子には、甘いようだ。次忘れた時大目に見てやるからと、言われた、給食も、地獄だった、いつもなら食パン2枚の1枚食べれば、昼休みに校庭で、あそべかたのに、今日に鍵って食パン全部食べるまで、教室から出さないと、言われた、ジャム1個で、食パン2枚はきついって、1枚に全部ジャムを使いきり1枚を机の中に入れて、ご馳走様でしたと、出て行こうと、すると、担任の女教師に肩を掴まれた、隠したの食べないと、出しませんと、何の味も、無い4枚切りの太い食パンを無理矢理口の中に押し込んで席を立ち教室から脱出した、喉を通らないパンを、防火扉を少し開けその隙間に吐いた軽快に校庭の遊具に走って行くが、人気遊具は、開いてない仕方ないから上り棒を1人で上り横移動して遊んでいた。雲梯も、ジャングルジムも、いっぱいだった。猿のように1人上り棒の8本の棒を移動したり、下がったりあがったりしていたら、ブランコが一つ空いた棒を滑り降りて、ブランコに乗った、そこでも、高学年が口を出してブランコを取ろうとする、ヤツらが、乗る前に乗って立ち漕ぎして近寄らせないブランコの横から走って入って来た子がいた、私のブランコにぶつかって倒れた顔から、血が出ている先生を呼びに
1人走って行った、先生がきて、ハンカチで押さえて座って待っていなさいと、救急車が来てその子が保健の先生と乗って退場した、私は、担任に呼ばれてなぜぶつかったかを、聞かれて向かうが入ってきてぶつかった。と事実を伝えた。小学生の時の最後の搾取は、卒業式だった、母親がしたかったからと、パラシュートスカートを着せられて、式に出させられた。写真からは逃げまくる。汚点だ。熱出して学校休んで1人で、水枕を使い、自分で、中が溶けたら、入れ替えて一日中寝ていた、パートから、帰って来た母親は、治ってないの、病院行ったと、聞かれた、保険証とか、診察券とか、何処にあるかも、わからないし、金もないのにどう行けと、言うんだか、病院行っていいなら、金ぐらいは置いていけってな、小遣いで病院代払えるわけなかろう。
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